“後半戦のキーマン”広島・福井 109日ぶり勝った「輪の中に入りたい」

[ 2016年7月28日 21:04 ]

<巨・広>7回2死、福井は長野を空振り三振に仕留め、雄叫びを上げる

セ・リーグ 広島4―0巨人

(7月28日 京セラD)
 広島の福井優也投手(28)が7回を5安打無失点、8奪三振で4月10日の阪神戦(甲子園)以来109日ぶりの2勝目(2敗)を挙げた。

 持ち味の強気の投球が生きた。3人から3球三振を奪うなど8奪三振。バックの好守にも助けられ、7回を無失点と役割を果たした。「昨日、負けていたし、きょうはチームのために投げたいと思っていた。ゼロに抑えられるとは思ってなかったが、ゲームを作れたのがよかった」。5月8日のDeNA戦(横浜)以来、約2カ月半ぶりの1軍マウンド。2軍での調整が続き「(チームの躍進を)素直に応援できない自分もいたが、その輪の中に入りたいと思って準備してきた」と胸の内を明かした。

 緒方監督からは「後半戦のキーマン」に指名されている。右腕は「これから貢献していきたい」と25年ぶりリーグ優勝への使者になる。

続きを表示

2016年7月28日のニュース