【鳥取】境 9年ぶり夏切符 猛打16安打19得点

[ 2016年7月28日 05:30 ]

第98回全国高校野球選手権鳥取大会決勝 境19―4米子松蔭

(7月27日 どらドラパーク米子)
 境が猛打で9年ぶり8度目の夏切符をつかんだ。初回無死一、二塁から勝部の先制3ランで勢いに乗ると、4イニング連続で加点。主導権を握った。9回は一挙9得点。計16安打19得点で米子松蔭を突き放した。

 坂口健一監督は「最後まで攻めきる、境らしい野球ができた」と納得の表情だ。先発した隠家は13安打を浴びながら要所を締め、4失点に封じた。浜主将は「自分たちの攻撃力を出す野球で優勝ができた。個性的なメンバーが一つになることができた」と胸を張った。

 前回、2007年の甲子園は1回戦で甲府商に1―14で大敗を喫した。目標は境として初の1大会2勝だ。指揮官は「地に足を付けて戦いたい」と先をにらんだ。

 ▽境(鳥取)サッカーでも全国大会に出場。OBに米田哲也氏ら。

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2016年7月28日のニュース