九里が2年1カ月ぶり白星!広島4連勝 巨人は5連敗で貯金0

[ 2016年5月26日 20:50 ]

<広・巨>2回2死、九里は小林誠を左飛に仕留め、グラブを叩いてベンチに引き揚げる

セ・リーグ 広島3―2巨人

(5月26日 マツダ)
 首位・広島は3年目右腕・九里が6回を4安打2失点と好投。今季6度目の登板、4度目の先発で初勝利を挙げた。チームは巨人に3―2で競り勝ち、同一カード3連勝、今季最多タイの4連勝を飾った。

 九里の白星はルーキーだった14年4月19日のDeNA戦以来、およそ2年1カ月ぶり。初回1死から重信に左中間への三塁打を許し、続く坂本に右前適時打を浴びて1点の先制を許した九里だが、2~4回はいずれも3者凡退のパーフェクトピッチング。2―1の5回に1死から村田に二塁打を許したが、小林誠を二飛、大竹寛を三振に仕留めて無失点で切り抜けた。

 6回1死から重信に左越え三塁打を許し、続く坂本に四球で一、三塁。クルーズの左犠飛で同点とされたが、その裏、広島は1死満塁から安部の右犠飛で1点勝ち越し。九里は勝ち投手の権利を手にしてマウンドを降りた。広島は7回以降をヘーゲンズ、ジャクソン、中崎の継投で逃げ切った。

 巨人は今季初登板の大竹がソロ本塁打を2本浴びて6回を4安打3失点。勝負どころで粘り切れず、打線も不振で昨年8月以来の5連敗。今季初めて貯金が0となった。

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