岩隈 7回3失点で降板 打線の大量援護で今季3勝目の権利得る

[ 2016年5月26日 13:34 ]

<アスレチックス・マリナーズ>マリナーズの先発・岩隈 (AP)

ア・リーグ マリナーズ―アスレチックス

(5月25日 シアトル)
 マリナーズの岩隈久志投手(35)が25日のアスレチックス戦に先発。7回8安打3失点という内容で今季3勝目の権利を残して降板した。

 アスレチックス戦はこれが今季2度目の登板となる岩隈。3日には7回4安打1失点と好投を見せて今季初白星を挙げた。通算ではレンジャーズ戦、エンゼルス戦の8勝に次いで6勝を挙げている。

 相性の良い相手に初回は三者凡退で順調な滑り出し。2回も簡単に2アウトとしたが、6番の指名打者・デービスに左越えの一発を浴びた。先制を許したが、直後に打線が岩隈を援護し、リンドの左越えソロで同点。さらに、3回には7安打を集めて大量6得点を挙げた。

 大量援護に守られた岩隈は5回に1死から3連打を許して再び失点。併殺崩れでもう1点を献上し、3―7と点差を詰められた。それでも、6回は先頭打者のボートを右前打で出すも、続くバレンシアを併殺打。ローリーを一ゴロに抑え、結果的に3人でイニングを終えた。先制弾を浴びたデービスから始まる7回は三者凡退。結局、この回限りでマウンドを降りた右腕の球数は、前回登板したレッズ戦と同じく96球だった。

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2016年5月26日のニュース