ボストン地元局記者 元楽天ゴームズの引退を否定「本人と話した」

[ 2016年5月26日 14:50 ]

ブレーブス時代のジョニー・ゴームズ (AP)

 元楽天のジョニー・ゴームズ外野手(35)が現役引退を決意したと米国の複数メディアが25日に報じたが、同日の夜にボストンのスポーツ専門ラジオ局の記者がこれを否定した。

 同記者は自身のツイッターに「ゴームズ本人と話をした。彼は引退しない」と流れている報道が誤りであることを指摘。一度は「ゴームズ引退」と伝えたNBCスポーツ(電子版)も、これを受けて「速報。ゴームズは引退しない」と見出しを変え、記事に「リーダーシップに秀でている彼が、将来、監督やコーチになっても不思議ではない」と、引退でも現役続行でも違和感のない一文が加えられていた。

 ゴームズは2001年のドラフトでデビルレイズ(現レイズ)から18巡目(全体529位)での指名を受け、03年にメジャーデビュー。その後、7球団を渡り歩き、13年のレッドソックス時代には116試合に出場して打率2割4分7厘、13本塁打、52打点という活躍でチームのワールドシリーズ制覇に貢献した。

 強打を買われて今季からは楽天でプレー。しかし、18試合に出場して打率1割6分9厘、1本塁打、7打点と不振にあえぎ、4月22日に出場選手登録を抹消されると、「家族の事情」という理由で米国に帰国。その後に本人からの希望で退団となり、球団もこれを了承した。

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2016年5月26日のニュース