ダルビッシュ 29日復帰戦へ「冷静に落ち着いてやる」

[ 2016年5月26日 08:15 ]

 昨年3月に右肘の靱帯修復手術を受けた米大リーグ、レンジャーズのダルビッシュが25日、約1年9カ月ぶりのメジャー復帰戦となる28日午後6時15分(日本時間29日午前8時15分)開始のパイレーツ戦について「あまりまだ実感がない。(気持ちの高ぶりは)本当になく、(登板は)冷静に落ち着いてやる」と淡々と抱負を語った。

 この日は復帰戦の舞台となる本拠地アーリントンのブルペンに入り、23球を投げて調整した。22日のリハビリ登板からの回復も問題ないそうで、投球後に右足が高く跳ね上がる、躍動感あふれるフォームだった。

 渡米4年目だった昨季はプロ入り後初めて登板なしに終わった。自分を見つめ直す日々の中で、家族が大きな支えとなったようで「1年間、ずっと家族との時間が多かったので、家族の大切さが分かった」と振り返った。

 ダルビッシュは1日からマイナーで5度のリハビリ登板をこなし、計20回で防御率0・90、21三振。23日に大リーグ復帰が決まった。

 ▼ダルビッシュの話 あまりまだ実感がないので、当日になってどうなるか。現時点では(気持ちの変化は)まだ何もない。(復帰登板は)冷静に落ち着いてやる。(共同)

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2016年5月26日のニュース