ソフトB ジンクス打ち破った!“20得点以上の次の試合”勝利は22年ぶり

[ 2016年5月26日 06:00 ]

<ソ・オ>2回1死、左中間に本塁打を放った長谷川はナインの出迎えを受ける

パ・リーグ ソフトバンク5―2オリックス

(5月25日 ヤフオクD)
 大勝した次の試合は打てない――。球界のジンクスは、ソフトバンク打線に関係なかった。

 2回に長谷川の左越え6号ソロで先制。3回には畳み掛ける攻撃を見せた。1死から高谷が中前打で出塁して、ここから柳田の押し出し四球を挟む4連打で4点を奪った。

 前夜は今季両リーグ最多の22得点。13年ぶりの先発全員打点の猛打だったが、嫌なデータの存在があった。20得点以上した次の試合は、03年6月18日のオリックス戦から6連敗中だった。白星は94年9月20日の日本ハム戦以来、22年ぶりだ。報道陣から試合後に聞いた工藤監督は「終わってから聞いてよかった」とほほ笑んだ。

 この日はヤフオクドームの屋根を開けて試合を行う「ルーフオープンデー」。2回に先制弾を放った長谷川は「練習でいつもよりちょっと飛ばない気はしたので、入るか不安だった。しっかりと叩けたのでホームランになった」と風の影響にも負けなかった一発に笑顔。長谷川は3回1死一、二塁でも左前適時打。空が夕日に映えているうちに効果的な攻勢を見せ、チームは3連勝で貯金を今季最多タイの14とした。

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