ロッテドラ１平沢　２軍降格　３度目先発でもプロ初安打出ず

＜オ・ロ＞５回２死一塁、平沢は空振り三振に倒れる

パ・リーグ ロッテ４―６オリックス

（5月20日 京セラＤ）
　ロッテのドラフト１位・平沢は「９番・遊撃」で出場し、２打数無安打。３度目のスタメンでも結果を残せず、７回の好機で代打を告げられた。今季２度目の３連敗を喫した試合後に２軍降格を告げられ「いろいろ課題が見つかった。１軍にいた経験を生かせれば。こっちで得たものは大きい」と顔に悔しさをにじませつつ、前を向いた。

　出場６試合、１０打席で９打数無安打（１犠打）、６三振。特に１軍投手の速球への対応に苦しんだ。振り遅れまいとすると、変化球に泳がされる悪循環。この日は相手エースの金子に二ゴロ、空振り三振に封じられた。

　遊撃守備では３回、華麗なジャンピングスローで６―４―３の併殺を完成。非凡さは随所で見せた。伊東監督は「いい経験を積んだ。次に上がってくる時は落ちないように」と期待を込めた。　（大林　幹雄）

　▼ロッテ・スタンリッジ（６回４失点で４敗目。オリックス戦は自身６連敗）調子は悪くなかったが、何球か失投があった。相性は考えていない。相手が誰でもベストを尽くすよう投げている。