中日・田島 守護神昇格あるぞ 開幕26戦無失点、両リーグ最多タイ記録

[ 2016年5月21日 05:30 ]

<中・巨>延長10回に登板し、開幕からの無失点記録を更新した田島

セ・リーグ 中日0―2巨人

(5月20日 ナゴヤD)
 中日・田島が2リーグ制以降では最長となる開幕からの無失点記録を26に伸ばしても、勝利には結びつかなかった。延長11回に守護神福谷が暴投と大田に適時打を許し3連敗で勝率5割となった。

 敗戦に言葉は少ないが右腕の記録が色あせることはない。「(記録は)意識はしてますけど、試合になったら関係ない」と延長10回に登板し脇谷、長野、立岡を簡単に3者凡退で退けた。12年ソフトバンク岡島に並ぶ最長記録。岡島はチーム66試合目で到達したが田島は45試合目。右腕のタフさがわかる。

 敗戦を振り返った谷繁監督は「最後、とんでもないワンバウンドでね…。いい時はビシバシ抑えて帰ってきて、ああいう(ピンチの)時はばたつく。ベンチを含めて考えないといけない」と福谷に代わり、安定感抜群の「ミスターゼロ」田島を守護神に起用する可能性を示唆した。(細川 真里)

 ≪両リーグ最多タイ記録≫田島(中)が自らのセ記録を更新する開幕26試合連続無失点。パの開幕からの連続試合無失点記録は12年岡島(ソ)の26試合となっており、田島はこれに並ぶ両リーグ最多タイ記録になった。なお、開幕からに限らない最多連続試合無失点は06年藤川(神)の38試合。

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2016年5月21日のニュース