T―岡田 大暴れ!2年ぶり1試合2発 主役は譲った「金子さんに」

[ 2016年5月21日 05:30 ]

<オ・ロ>7回2死一塁、この日2本目となる2ランを放ったT―岡田はチームメートとハイタッチ

パ・リーグ オリックス6―4ロッテ

(5月20日 京セラD)
 金子と一緒に立った殊勲の壇上でオリックス・T―岡田は「僕よりも早く、金子さんにインタビューしてください」と主役の座をあっさりと譲った。それでも試合を決めたのは紛れもなく5番のバットだ。

 まずは2回、スタンリッジの低めの直球を左中間席に放り込んだ。「完璧」な先制5号ソロ。中堅方向を意識し、「コンパクトにスイングしたことが、いい結果につながってくれた」と自画自賛。「1打席目はどの試合も大事にしている」という準備が万全で、18日の楽天戦に続く2試合連発となった。

 これで終わらない。2点差に詰め寄られた7回には大谷から右翼5階席に放り込む特大の6号2ラン。「つなぐ意識で」と、14年6月27日のロッテ戦以来となる1試合2発。4月に不調で2軍落ちした屈辱をバネに頼れる主砲が戻ってきた。

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