阪神、西武がサヨナラ勝ち ロッテ関谷は初登板初勝利 楽天5連敗

[ 2016年5月21日 21:17 ]

<オ・ロ>力投するロッテ先発の関谷

 プロ野球は21日、デーゲーム5試合、ナイター1試合が行われた。

 セ・リーグは中日が首位巨人に1点リードされた7回無死満塁から野本の犠飛、谷の押し出し四球などで4点を奪って逆転し競り勝った。9回を抑え今季初セーブの田島が開幕27試合連続無失点のプロ野球記録をマークした。

 阪神は2点リードを広島に追い付かれた9回、1死満塁の好機を築き高山のプロ初となるサヨナラ打で競り勝った。広島は粘りを見せたが抑えの中崎が乱れた。

 DeNAはヤクルトと対戦、同点の8回、ロペスの11号3ランで勝ち越し快勝した。先発今永は7回1失点で3勝目を挙げた。ヤクルトは3番手の秋吉が一発を浴び連勝ならず。

 パ・リーグは西武が首位ソフトバンクと小刻みな点の取り合いとなり、同点で迎えた9回、鬼崎のサヨナラ二塁打で決着をつけた。先発の新人多和田が5回2失点に踏ん張り、攻撃陣もしぶとくつないで3連勝を飾った。ソフトバンクは5番手の寺原が踏ん張れなかった。

 日本ハムは楽天1点リードの3回、中島、田中賢の適時打で逆転すると5回にも田中賢の適時打などで2点追加、8回には陽の適時打でダメを押した。先発メンドーサは7回途中1失点で3勝目。楽天は初回の1点だけで打線がつながらず5連敗。

 ロッテはオリックスと対戦、同点の3回に清田の適時打とデスパイネの9号3ランで4点を勝ち越すと4回には細谷、清田の適時打などで3点を加えて大きくリードし圧勝した。先発の新人関谷は7回3失点で初登板初勝利を飾った。オリックス先発近藤一は4回途中7失点で試合を作れなかった。

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