岩隈2勝目 6回3失点降板も直後に逆転 代打・青木がお膳立て

[ 2016年5月21日 12:05 ]

敵地でのレッズ戦に先発したマリナーズの岩隈(AP)

インターリーグ マリナーズ8―3レッズ

(5月20日 シンシナティ)
 マリナーズの岩隈久志投手(35)が20日(日本時間21日)、敵地でのレッズ戦に先発し、6回6安打3失点。2点ビハインドで降板したが、直後の攻撃で打線が逆転。3日のアスレチックス戦以来3試合ぶりの白星となる今季2勝目を挙げた。

 岩隈は初回、簡単に2死を奪いながら四球で2死1塁とし、フィリップスに中越え適時二塁打を浴びて1点を献上。2回は安打を許しながらも無失点で切り抜けたが3回、先頭のコザートに中越えソロを、4回には1死一、二塁からバーンハートに右越えに運ばれるなど失点を重ねた。

 それでも5回、この試合初めて3者凡退で抑えると、6回には2死から内野安打を許したながら後続を断って無失点。直後の自身の3度目の打席で代打・青木を送られた。

 打線は2点を追う6回、先頭のマーティンが中前打で出塁。続く岩隈の打席で、青木が代打に立ち、中前打で続くと、マルテが四球。無死満塁としてから四球、死球と2者連続押し出しで同点に追いつき岩隈の黒星を消すと、さらに代打・李大浩の右前2点適時打で勝ち越しに成功。この回4点を加え、岩隈に勝ち投手の権利をプレゼントした。

 8、9回にも加点しリードを広げると、2番手・モンゴメリー以降、救援陣が無失点でつないだ。

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2016年5月21日のニュース