最短復帰へ黒田意欲的「最短10日で?当然そのつもり」

[ 2016年5月11日 06:31 ]

広島の黒田

 広島・黒田が10日、最短復帰を目指して本拠地で始動した。「頸(けい)部の神経根症」と「右肩痛」のため8日に出場選手登録を抹消されて以降マツダスタジアムに姿を現すのは初めて。肩周りのトレーニングなどを約2時間行った。

 「最短10日で戻る? 当然そのつもり。監督、コーチからは1回(先発を)飛ばすと言われている。1回抹消されると100%を求めてしまうところがあるかもしれないけど、そうも言ってられない。先のことを考えると(状態をある程度戻す)チャンスだと捉えたい」

 笑顔も交えながら、完調を求めずに最短10日での復帰に意欲を示した。この日は投球練習を行わなかった。トレーニング後に広島市内の病院へと立ち寄り、患部の首と肩に注射を打った。

 病院に付き添った苫米地トレーナーは、当面の練習メニューについて「走ることを多めにしようかなと考えている。本人は体のキレも増したいでしょうし。ボールを握るのはまだ先」と説明。背番号15は、今日11日以降もマツダで調整を続ける予定だ。(柳澤 元紀)

続きを表示

2016年5月11日のニュース