巨人 田口 首位返り咲き導く2勝目「自分で火を消したかった」

[ 2016年5月11日 21:21 ]

<神・巨>ヒーローインタビューを終えてガッツポーズの田口

セ・リーグ 巨人―阪神

(5月11日 甲子園)
 巨人・田口がチームの危機を救った。ここ3試合連続で7失点以上と投手陣の不調が目につく中、6回0/3を3安打1失点で今季2勝目。4月27日の阪神戦(甲子園)でプロ初完投を飾ったのに続き対阪神戦は2連勝とした。

 「チームが連敗している中で勝ちが付けられたのが一番、良かった。(雨でスライド登板は)初めての経験。どうならるか分からなかったが、気持ちを切らさず集中してできた」と振り返った。

 6回まで許した安打は初回、先頭打者・高山の中前打のみ。7回、連打と四球で無死満塁のピンチを招き降板も、2番手・マシソンがしのだ。

 「7回は自分で火を消したかった。スコット(マシソン)が抑えてくれたんでありがとうと言いたい」と感謝した。

 チームは中日、広島とゲーム差なしも勝率で上回り、首位に返り咲いた。左腕は「自分自身もいい状態が続いているので、これを継続できるようにしていきたい」と話した。

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2016年5月11日のニュース