西武職員逮捕 NPB井原事務局長「誠に残念」

[ 2016年5月11日 18:20 ]

 西武が球団職員の大麻取締法違反(輸入)の罪で逮捕、起訴されたと発表したことを受け、日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長(58)は11日、都内のNPB事務局で対応した。

 「NPBとしては、選手にかぎらず、全職員に対して、有害行為はもちろんのこと、違法薬物には、絶対手を出してはいけないということに関しての周知徹底を図ってきていたので、誠に残念」と語った。

 逮捕後に西武球団から報告は入っていたが、捜査当局から捜査継続中のため、公表を控えるよう西武側へ要請があり、西武球団も捜査協力のために公表を控える判断をしたため、NPBもその判断に従ったという。

 2月に元スター選手だった清原和博容疑者の覚せい剤取締法違反(所持、使用)の逮捕もあり、NPBでは、春季キャンプ地での研修でも、全選手、職員に薬物に関する注意喚起を行っていた。

 西武球団への制裁などに関しては、井原事務局長は「まずは職員に対する球団の処分を待ちたい」とした。

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2016年5月11日のニュース