ロイヤルズ モンデシー・ジュニアに薬物規定違反 父は野茂氏の同僚

[ 2016年5月11日 08:46 ]

ロイヤルズのラウル・モンデシー・ジュニア内野手 (AP)

 大リーグ機構は10日、禁止薬物の規定違反でロイヤルズのラウル・モンデシー・ジュニア内野手(20)に50試合の出場停止処分を科した。

 服用した風邪薬に禁止薬物が含まれていたとのことで、モンデシー・ジュニア本人は知らずに摂取してしまったと伝えられている。このため、大リーグ機構と選手会は話し合いのい末、本来は80試合の出場停止処分を50試合に軽減した。

 モンデシー・ジュニアは2011年にロイヤルズと契約。昨季に史上初となるワールドシリーズでのメジャーデビューを果たした。今季は傘下2Aノースウエストアーカンソーで正遊撃手としてプレーし、25試合の出場で打率2割5分、5本塁打、15打点、11盗塁をマーク。父親はメジャー通算271本塁打、229盗塁を記録したラウル・モンデシー氏(45)で、ドジャース時代は野茂英雄氏とチームメートだった。

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2016年5月11日のニュース