大谷、救援陣休ませるため8回粘投「一人で最後まで行こうと」

[ 2016年4月10日 18:06 ]

<楽・日>味方の反撃を信じて9回表のキャッチボールに出てきた大谷だったが…

パ・リーグ 日本ハム0―1楽天

(4月10日 コボスタ宮城)
 日本ハムの大谷が10日、コボスタ宮城で行われた楽天戦に先発。8回106球を投げ6安打1失点だったが、味方の援護なく初勝利はまたもお預けとなった。

 4回に1点を失ったが5回以降は立て直して追加点を許さず8回まで投げ抜いた。9回表の攻撃中はベンチ前でキャッチボールを始めて味方の同点、逆転を信じたが、打線は零封負けを喫した。今季3度目の登板も初勝利はならなかった。「前日7人の投手が投げていたし、きょうは一人で(最後まで)行こうと思っていたので(立ち上がりから)ある程度、力加減を考えて投げました。結果的に負けてしまったので、やらないといけないことはあると思います」と振り返った。

 栗山監督は「球数は理想的だったけど、勝つことが仕事なんで。翔平からしてみたら先に点を与えてはいけないと思っているはず。ふがいない」とコメントした。

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