父はコンゴ出身 横浜1年生・万波が豪快な高校デビュー!

[ 2016年4月10日 13:24 ]

<横浜・霧が丘>高校初打席で空振り三振に倒れた横浜・万波

 期待の大物ルーキーが豪快な高校デビューだ。横浜は10日、横浜高校長浜球場で行われた神奈川県高校野球春季大会2回戦で霧が丘と対戦。東練間シニア出身の万波中正外野手(1年)は5―0の7回1死二、三塁から代打で登場。相手の暴投で三塁走者が生還して1死三塁となり、一打出ればコールド勝ちとなる場面だったが、フルスイングで空振り三振に倒れた。続く石川が右中間へ適時打を放ち、試合は横浜が7―0で7回コールド勝ちを飾った。

 万波はコンゴ出身の父親と日本人の母親の間に生まれたハーフ。1メートル88、90キロと恵まれた体格を誇り、中学時代は投手としても最速143キロを計測した。

 高校デビュー戦は豪快な三振に倒れたが「しっかり振れて良かったです。緊張はしませんでした。チャンスで打点を上げられるようになりたい」と笑顔。平田徹監督は「良かったんじゃないですか。打席の中での表情も良かった。目先の結果にとらわれず大きく育てたい」と話した。

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2016年4月10日のニュース