広島 4時間半に迫る熱戦制し2位浮上、エルドV二塁打 福井1勝

[ 2016年4月10日 18:51 ]

<神・広>5回1死二、三塁、エルドレッドは右翼線に適時二塁打を放つ

セ・リーグ 広島8―7阪神

(4月10日 甲子園)
 ともに1勝1敗で迎えた阪神―広島戦、4時間半に迫る熱戦を制したのは広島だった。

 広島は初回に菊池の2ランで2点を先制、阪神は腰痛のゴメス、体調不良のヘイグを欠いたが3回に打線がつながり一挙4点を挙げて逆転した。広島は5回にルナ、丸の連続適時打、エルドレッドの勝ち越し2点二塁打、鈴木の適時二塁打で5点を奪って逆転、6回にもルナの適時打でリードを広げた。

 阪神は4点を追う9回無死満塁から西岡の適時打、北条の内野ゴロ、代打狩野の内野安打で1点差まで迫るが及ばなかった。広島は2位に浮上した。

 広島先発の福井は6回10安打4失点も打線の援護に恵まれ今季初勝利を手にした。新井は1安打し、通算2000安打には残り11。阪神先発の藤川は立ち上がりで菊池に先制2ランを浴びるなど5回途中7失点で降板し初黒星を喫した。

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