慶大・小原大がリーグ戦初勝利、開幕直前死去の父にささぐ涙の1勝

[ 2016年4月10日 15:19 ]

<法大・慶大>1回無死、法大・大西千を三振にしとめる慶大先発・小原大

東京六大学春季リーグ戦第1週第2日 慶大8─2法大

(4月10日 神宮)
 慶大の小原大樹投手(4年、花巻東)が5回2失点でリーグ戦初勝利を挙げた。

 1年春の早慶戦でリーグ戦デビューし、16戦目でようやくの白星。初回に4連打を浴びて2失点を喫したが、味方の強力打線が逆転。「味方のバックアップのおかげ。地に足をつけて、思い切り腕を振った。良かったです」と仲間に感謝した。

 開幕直前に父・誠さんを亡くし、悲しみを背負いながら天国にささげた1勝。「ウィニングボールは母に渡して、父の仏壇に供えてもらいます」と涙を浮かべた。

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2016年4月10日のニュース