判定手順に不服 広島意見書提出へ「アレはやり方が違う」

[ 2016年4月10日 06:07 ]

<神・広>9回、松山の打球がアウトとなり審判団に抗議する緒方監督

セ・リーグ 広島6-2阪神

(4月9日 甲子園)
 広島・緒方監督が試合後、審判団の判定を下す手順を不服として球団を通じ、セ・リーグ連盟に意見書を提出する意向を示した。

 9回に松山の右中間への浅い飛球が阪神・金本監督の抗議後に審判団の協議を経てアウト判定へ覆った経緯を問題視。ベンチを飛び出して審判団に説明を求めても、そのままプレーは再開された。「抗議を受けて判定が覆っているが、抗議を受ける前に金本監督を止め、審判団が集まってジャッジするのが正しい手順。アレはやり方が違う」。逆転勝利にも納得のいかない様子だった。

 ▼丹波二塁塁審(責任審判)当該の杉本(一塁塁審)も疑念を抱いたので4人で集まって協議して正しい方向に変えた。金本監督の要請を受けてではない。絶対的な自信がないと覆せない。レアケースであることは緒方監督に説明した。

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2016年4月10日のニュース