夜も素振り!オリT―岡田OP戦1号 福良監督は期待の「まだまだ」

[ 2016年3月6日 05:30 ]

<オ・巨>4回2死一、三塁、T―岡田は右越えに3ランを放つ。投手・高木勇

オープン戦 オリックス5―3巨人

(3月5日 京セラD)
 オリックスのT―岡田が待望のオープン戦第1号を放った。4回、1点を先制し、なおも2死一、三塁で高木勇の内角直球を右翼席へ運ぶ3ラン。

 「うまく体が反応してくれた」。きれいな軸回転でさばいた打撃。ベンチでは高橋、北川両打撃コーチがニンマリ笑うほど見事な一撃だった。

 2月14日の広島戦での一発で1軍昇格も以降の調子は行ったり来たり。外国人や小谷野、中島が好調なため3日のロッテ戦では打順8番まで降格した。福良監督は「きょうの一発だけではまだまだ」としながら、「自信を持ってくれればいい。あんなに難しいボールを打てるんだから」と寄せる期待は高く、浮上のきっかけを待っている。

 今春キャンプでは「35本塁打、100打点」の目標を指揮官に宣言。「ボグセビックもモレルもいい打者。負けたくない気持ちもある」と語気を強めた。6日のロッテ戦(京都)のため宿泊した京都市内のホテルでは夜まで素振り。一発だけでは満足できない。 (鶴崎 唯史)

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2016年3月6日のニュース