ロイヤルズ 逆転勝利でシリーズ王手!メッツは継投誤算で逃げ切れず

[ 2015年11月1日 12:37 ]

ワールドシリーズ第4戦、8回に勝ち越しのホームを踏んだロイヤルズのケーン(右)はエスコバルとタッチ(AP)

ワールドシリーズ第4戦 ロイヤルズ5―3メッツ

(10月31日 ニューヨーク)
 米大リーグのワールドシリーズ(7回戦制)は10月31日、ニューヨークで第4戦が行われ、ロイヤルズ(ア・リーグ)が終盤の逆転でメッツ(ナ・リーグ)を下した。これで対戦成績は3勝1敗となり、ロイヤルズは30年ぶり2度目のワールドシリーズ制覇まで、あと1勝とした。

 ロイヤルズは2―3と1点を追う8回、この回からマウンドに上がったメッツの5番手・クリッパードから2つの四球を選び1死一、二塁とすると、代わったファミリアからホスマーが二塁へのゴロ。これをマーフィーが後逸する間にニ塁走者のゾブリストが生還して同点。続くムスタカスが勝ち越しとなる右前適時打を放つと、ペレスにも右前適時打が飛び出した。

 4回2失点でマウンドを降りた先発・ヤングの後を受けた救援陣は、3回1失点と踏ん張り、終盤の逆転を呼び込んだ。8回からデービスが登場し、2イニングを無失点で試合を締めた。

 メッツは先発のマッツが6回途中、5回0/3を投げて7安打2失点と粘りの投球。打線はコンフォートの2打席連続本塁打などで3得点を挙げ、継投で逃げ切りを図ったが、クリッパード、ファミリアの2投手が誤算だった。

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