金本監督 託した!来季も鳥谷キャプテン「グイグイ前に出て」

[ 2015年11月1日 05:30 ]

来季もキャプテンマークを胸に鳥谷がチームをけん引する

 来季も鳥谷キャプテン! 阪神の金本知憲監督(47)が31日、指揮官として迎える初年度シーズンのキャプテンを鳥谷敬内野手(34)に任せることを明言した。すでに、本人にも通達済み。「鉄人監督」が率いるチームの主将は、やはり現役の「鉄人」が最適だ。チームは1日から始まる秋季キャンプに備え、この日、高知に入った。

 指揮官が、31日放送のテレビ番組の収録で明言したのは、やはりこの男の名だった。自らが初めて率いるチームのキャプテンとして、最もふさわしい存在。優勝経験を持ち、チームの生え抜きでは誰よりも豊富な経験、実績を誇る鳥谷だ。

 「(鳥谷を)継続させます。本人がキャプテン向きじゃない、と言っていようが、自覚を持ってやってもらいます。数字でも背中でも言葉でも、すべてにおいて引っ張って行ってもらわないと。彼に変わってもらわないと。(本人に)伝えてありますので」

 チームの象徴たるキャプテン。最も重要な「看板」を来季も鳥谷に託すことが決まった。鳥谷は12年にキャプテンに就任し、来季で5年目。ただ過去4年と同じキャプテンシーでは金本監督は満足しない。新指揮官として掲げているテーマ「変革」にならい、鳥谷にも「変化」を求める。それが、チームの意識改革につながると見る。

 「今までは、自分のことだけをやっているように映りがち。(でも)そうでもない。意外とチームのことも考えている。“それを前面に出せ。出してもらわないと困る”と言ってある。4番は打たないと思うけど、それぐらいの自覚(を持ってほしい)。何でもいいから、グイグイ前に出てもらわないと困る」

 外から見る限りでは、「一匹狼」のごとくクールなイメージの強い鳥谷。だが実際は違う。熱い思いを胸に秘めていることを指揮官は知っている。だからプレー、姿勢において、さらなる新境地の模索を求める。それが猛虎の主将にふさわしいキャプテンシーだからだ。

 歴代トップの1492試合連続フルイニング出場、同2位の1766連続試合出場を誇る金本監督。そんな「鉄人監督」から出たキャプテン継続指令は、歴代4位の575試合連続フルイニング出場、同3位の1609試合連続出場を誇る現役の「鉄人」への熱烈ゲキに他ならない。猛虎を変えるためにも、まずは鳥谷に変化を求める。 (惟任 貴信)

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