侍J秋山 i―Pad映像よりメモ活用「かなりアナログ」

[ 2015年11月1日 05:30 ]

トスバッティングで汗を流す秋山

国際大会「プレミア12」

 侍ジャパンの西武・秋山は「アナログ方式」で世界一を目指す。日本野球機構(NPB)は今大会から初めて、対戦国の選手の映像が入ったi―Padを全選手に支給。国際大会では大きな武器となるが、秋山が活用するのは自分で書き記したメモだ。

 「映像を見ながらメモを取って、投手が代わった時とかに見返す。かなりアナログなやり方になるとは思いますが」。侍ジャパンに初選出された13年、台湾との強化試合前にもミーティングで映像を見ながら必死にメモを取った。それを参考に第1、2戦で決勝打を放つなど、3試合で3安打4打点と活躍。「自分で投手がどう見えたとか、しっかり確認しないと打席で迷ってしまう」。映像よりも自分の感じたことを大切にする。

 練習前には、216安打のプロ野球記録達成を祝い、所沢市の藤本正人市長から訪問を受けた秋山。侍ジャパン合流を前に「今季やってきたことをやるだけ」と力を込めた。 (神田 佑)

続きを表示

この記事のフォト

2015年11月1日のニュース