元ドラ1投手が釈放 2012年に飲酒運転でひき逃げ事故

[ 2015年11月1日 11:20 ]

ブルペンで投球練習する投手 (AP)

 米国の複数メディアは10月31日、飲酒運転によるひき逃げ事故で収監されていたマット・ブッシュ元投手(29)が、前日の30日に釈放されたことを伝えた。

 ブッシュは2004年のドラフト1巡目全体1位でパドレスから指名。09年にブルージェイズへトレードされ、10年からはレイズとマイナー契約。メジャーでの登板経験はなかった。

 事故はレイズ時代の12年3月に起き、ブッシュは車で当時72歳の男性をはねて、その場から逃走。身柄を拘束されたブッシュからは基準値の2倍となるアルコールが検出され、同年12月から収監された。

 保護観察もなく、2年10カ月の刑期で釈放となったが、弁護士によると、来年2月に30歳となるブッシュは現役復帰を考えていないという。

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2015年11月1日のニュース