ロイヤルズ捕手 レガースに松ヤニ付着も両軍指揮官「問題ない」

[ 2015年10月29日 09:47 ]

ロイヤルズのサルバドール・ペレス捕手 (AP)

 27日に行われたワールドシリーズ第1戦で、ロイヤルズのサルバドール・ペレス捕手(25)がレガーズに松ヤニを塗っていたことが米国のメディアで話題になっている。

 ペレスは守備の際、右足のレガース側面を何度も右手で触れていたが、その部分にはスローイングでの指先のグリップを高めるための松ヤニが塗られていた。その様子がテレビ画面でも確認できたため、ツイッターを中心にファンの間で議論が沸き起こる事態へと発展したのだ。

 松ヤニといえば、昨季にヤンキースのピネダ投手が首に松ヤニを塗り、退場処分を受けたが、ロイヤルズのヨースト監督は第1戦の試合後にペレスの件に触れ、「投手はダメだが、捕手が松ヤニを使うのは問題ないはず。ペレスは自分自身のために松ヤニを使ったのであって、投手の指先のグリップを高めるためではない」とコメント。

 一方、相手のメッツ、コリンズ監督も「寒かったり、湿度の高い日の試合では松ヤニが必要になるね。何年も野球を見続けてきたが、あれはよくあること。球審だってペレスが松ヤニを使っている行為を見ていただろ」と問題視する様子はなかった。

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2015年10月29日のニュース