ソフトB 李大浩2号2ランで先制、ビデオ判定であわや“幻”

[ 2015年10月29日 19:37 ]

<ソ・ヤ>4回1死三塁、左越え本塁打を放った李大浩

SMBC日本シリーズ2015第5戦 ソフトバンク―ヤクルト

(10月29日 神宮)
 ソフトバンク・李大浩が放った豪快な先制の2号2ラン本塁打が“幻”になりかけた。

 4回の第2打席、左翼ポール上空への大飛球は、レフトスタンドに飛び込んで線審が本塁打の判定。李大浩もダイヤモンドを一周してソフトバンクは2点を先制したが、ヤクルト・真中監督の抗議を受け、審判団がビデオ判定を決めた。

 7分かかったチェックの結果、判定は覆らず本塁打に。ダッグアウトで判定を待った李大浩は本塁打を認められ安どの表情を見せ、ソフトバンクにはシリーズ連覇へ大きな先制点となった。

 李大浩は「文句なしの当たり。切れるかどうかだけでした」と手応えを口にした。

 1978年の日本シリーズ第7戦(後楽園)ではヤクルト・大杉の左翼本塁打の判定を巡って阪急・上田監督が抗議、1時間19分にわたって試合が中断したことがある。

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2015年10月29日のニュース