オリドラ2位・パナ近藤 10年ぶり頂点へ決意「笑って終わる」

[ 2015年10月29日 18:02 ]

日本選手権の前日会見に臨んだ(左から)パナソニックの近藤、足立、NTT西日本の戸柱

 社会人野球の日本選手権が30日、京セラドーム大阪で開幕する。29日は大阪市内のホテルで前日会見があり、今秋ドラフト会議でオリックスから2位指名されたパナソニックの151キロ右腕・近藤大亮投手(24)らが出席した。

 近藤は前日28日にオリックスから指名あいさつを受けたばかりだが、気持ちも新たに決意表明。「アピールポイントは直球のキレ。しっかりやらなかったらプロにも行けない、そんな気持ちで頑張りたい」と意気込んだ。ことしは自チームで都市対抗出場を逃しただけに、社会人最後となる今大会への思いは強い。

 パナソニックの初戦は11月2日のHonda戦。昨年の同選手権は4強で終わっただけに、雪辱の思いは日増しに募る。「社員の方やスタッフ、監督、たくさんの方に支えられてきました。その方に恩返しがしたい。今のメンバーと笑って終わりたいです」。会社ではインダストリアル営業本部に所属する右腕。同僚や先輩社員のサポートを肌で感じてきた。05年以来の頂点へ―。置き土産は日本一のタイトルだけだ。

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2015年10月29日のニュース