福岡、2年連続連続日本一にファン歓喜「黄金時代の到来だ」 

[ 2015年10月29日 23:05 ]

 プロ野球・福岡ソフトバンクホークスが2年連続で日本一に輝いた29日、本拠地・福岡市のヤフオクドームや地元商店街では、パブリックビューイング(PV)などで試合を見守ったファンが「黄金時代の到来だ」「熱い声援が神宮に届いた」と喜びを爆発させた。

 試合は李大浩選手のホームランで先制し、投手陣も無失点リレー。試合終了の瞬間、黄色のユニホームを着たファンら約6000人が集まったドームでは、割れんばかりの大歓声がわき起こった。

 家族4人で訪れた福岡県の小学1年前田慧君(7)は「日本一になると信じていた。僕も将来プロ野球選手になりたい」と興奮気味に話した。福岡県の大学4年中村由佳さん(22)は「日本一が決まるまではどきどきした」と満面の笑み。

 ドーム近くの唐人町商店街ではファンら約100人がくす玉を割って勝利を祝った。福岡県筑後市の福原晶子さん(36)は「遠方から駆けつけたかいがあった。最高の経験になった」と2人の子どもと一緒に喜んだ。福岡市の繁華街・天神地区でも屋台客らが日本一を伝える新聞の号外を手に祝杯を挙げていた。

 福岡市の高島宗一郎市長は「2年連続の日本一おめでとうございます。ホークスの圧倒的な強さを見せてくれました」とのコメントを出した。

続きを表示

2015年10月29日のニュース