杉内「悔しい」5失点…巨人5割逆戻り 原監督「情けない」

[ 2015年7月15日 05:30 ]

<D・巨>5回、DeNAに勝ち越しを許し降板する杉内

セ・リーグ 巨人3―10DeNA

(7月14日 横浜)
 巨人・杉内は3点リードを守れなかった。同点の5回1死一塁では筒香からバックスクリーン弾を浴びた。「内容どうこうより、リードをしてもらいながら先発投手としての仕事ができずに悔しいです」。4回1/3、5失点の背信投球だった。

 5回は1死から四球で走者を背負い、直後に被弾した。今季チームとして筒香に許した4本目の本塁打だ。原監督は「情けない。打たれすぎですね。プロとして恥ずかしい」と厳しかった。

 勢いづいた相手打線を2番手・香月も止められずに5回だけで7失点を喫し、1日の広島戦(東京ドーム)以来となる今季4度目の2桁失点となった。5連勝で混セから抜け出しかけたが、3連敗。指揮官が「見ての通り。3点先制してね」と振り返ったように、この日も含めて3試合で計21失点と投壊が目立つ。

 順位は首位も7日以来の貯金ゼロになった。王者が借金を抱えて前半戦を終えるわけにはいかない。(川手 達矢)

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2015年7月15日のニュース