中田 粘った12球!執念押し出しV四球でソフト討ち

[ 2015年7月15日 05:30 ]

<日・ソ>試合後、栗山監督(左)とハイタッチする中田

パ・リーグ 日本ハム3―2ソフトバンク

(7月15日 帯広)
 最高気温34度。帯広の森野球場のボルテージは最高潮に高まった。3回2死満塁。日本ハム・中田がフルスイングを捨て必死に食らいつく。粘りに粘って12球目に押し出し四球。「あそこは来る球を積極的に打つだけだった。粘って自分の仕事をしようと思った」。まさに執念の1点だった。

 ソフトバンク・武田との息詰まる勝負。12球のうちファウルで7球も粘った。追い込まれながら7、10球目の厳しい内角球、11球目の外角球を必死にバットに当て、四球をもぎ取った。1点差に詰めよられた直後の5回1死一塁では左前打で貴重な3点目を呼んだ主砲は「こういう試合がうちのやり方。うちの展開でできた」と満足げに振り返った。

 帯広が大好きだ。10年から5年連続で一発を放っており、昨年は2本塁打し、通算100号を達成した思い出の地。11試合で打率・447、これで7試合連続打点と抜群の相性を誇る。チームを今季3度目の5連勝に導き、貯金は今季最大の16に。栗山監督は「翔(中田)の“何が何でも”という姿がチームに伝わった」と称賛した。

 球宴前最後の大事な2連戦で先勝。ソフトバンクには前回3連戦(6月19~21日、ヤフオクドーム)で屈辱の3連敗を喫し、そこから首位を明け渡していたが、ゲーム差を2・5に詰めた。15日の同戦では両リーグトップ10勝の大谷が中継ぎ待機。総力戦で白星を奪いにいく。 (柳原 直之)

 ≪日本ハム 今季3度目の決勝押し出し四死球≫中田が3回に先制の押し出し四球を選び、これが決勝点となった。日本ハムで決勝押し出し四死球は4月24日オリックス戦、5月20日楽天戦でともに近藤が記録しており今季3度目。中田自身の押し出し四死球は13年以来5度目(全て四球)で、決勝点となったのは今回が初めて。

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