呉昇桓 単独トップ24セーブ!「きょうは0を意識していた」

[ 2015年7月15日 08:10 ]

<神・広>9回に登板して最後を締めた呉昇桓

セ・リーグ 阪神5―2広島

(7月14日 甲子園)
 気合十分のマウンドだった。昨年のセーブ王・阪神の呉昇桓が3点リードの9回を締め、24セーブ目をマーク。前日13日にDeNA・山崎康に並ばれていたが、一夜で単独トップに返り咲いた。

 「最近、よく失点していたので、きょうは0を意識していた」

 1死後、丸に中前打こそ許したが、この夜は安心の投球だった。続く菊池を外角カットボールで右飛。最後はシアーホルツを内角カットボールで空振り三振に仕留めた。セーブを挙げていたとはいえ、12日の巨人戦(東京ドーム)は阿部に被弾して1失点。今月に入ってから登板した過去4試合で3被弾を含む5失点と、本調子でないのは明らかだった。

 完全復活とまではいかないまでも、復活の兆しと信じたい。この夜は先頭の代打・野間からも空振り三振を奪っており、2奪三振。呉昇桓と言えば三振も代名詞の一つだが、1試合で2三振以上奪うのは何と6月11日ソフトバンク戦以来、約1カ月ぶりの出来事だった。打線が低調なチームにあって、勝ちパターンは先行逃げ切り。守護神の快投なくして、V奪回はあり得ない。

 「暑さは全然大丈夫。良い流れで後半戦に臨めるよう、明日(15日)は絶対に勝って終わりたいと思う」

 15日は33歳の誕生日。最後は頼もしい連投宣言で、クラブハウスへと消えた。 (森田 尚忠)

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