ユニバ決勝 雨天中止で日本と台湾が両チーム優勝

[ 2015年7月12日 05:30 ]

金メダルを獲得し、選手たちに胴上げされる善波監督

 ユニバーシアード夏季大会(韓国・光州)の野球競技は11日、決勝が雨のため中止になり、侍ジャパン大学日本代表と台湾が両チーム優勝となった。

 先発メンバーが発表され、試合開始時間を遅らせて行う予定だったが、天候が回復しなかったために同時優勝の措置が取られた。善波達也監督は「グラウンドで決着をつけたかった。金メダルは金メダルなので、それは良かったと思う」と複雑な心境を明かした。

 日本は予選リーグから4試合連続無失点。決勝で先発予定だったプロ注目の154キロ右腕・田中(創価大)は「こういう結果になり、何とも言えない」と不完全燃焼に終わった様子。それでも3度目の出場で初の金メダル獲得。坂本主将(明大)は「間違いなく1位にふさわしいチームだったと思う。このチームでここまで戦ってこられたことが本当にうれしい」とすがすがしい表情だった。

続きを表示

2015年7月12日のニュース