ソーシャルメディアにご用心 メッツ右腕が思わぬ批判受ける

[ 2015年7月12日 12:30 ]

メッツのマット・ハービー投手 (AP)

 メッツのマット・ハービー投手(26)は今季、右肘の靱帯再建手術から見事に復活して11日現在でチーム2位の8勝をマーク。故障前と変わらぬパフォーマンスでニューヨークのファンを喜ばせているが、思わぬかたちで批判を受ける羽目になった。

 ハービーは自身の写真共有アプリ「インスタグラム」にゴルフ場でチームメートとともにいる写真を投稿し、「トランプさん、あなたの所有するゴルフコースで素晴らしい一日を過ごすことができました」とコメントを入れた。

 何も問題がないように思われるが、「トランプさん」とは米国の不動産王で、来年の大統領選挙に共和党から立候補しているドナルド・トランプ氏(69)のこと。同氏はメキシコからの移民を侮辱する発言を繰り返して波紋を呼んでいる人物だ。

 これにニューヨークのタブロイド紙が飛びつき、「彼はトランプ氏と“お仲間”」とハービーを叩き、同投手は即座に前述の投稿を削除。ソーシャルメディアにおいて、ちょっとしたメッセージを送っただけで、思わぬとばっちりを受ける結果となってしまった。

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2015年7月12日のニュース