黒田「対応、適応はできていた」 復帰後初の地方球場登板へ

[ 2015年6月23日 05:30 ]

長野のマウンドの状態を確認する黒田

ナ・リーグ 広島―阪神

(6月23日 長野)
 23日の阪神戦(長野)で先発を予定する広島・黒田は日本復帰後初めての地方球場登板へ自然体を強調した。

 「大丈夫でしょう。実際に投げてみないと分からないこともあるけど、アメリカでもほとんどの球場で投げてきて、そういう意味での対応、適応はできていた」

 日米通算で494試合に登板。米国で31球場、日本では今回の長野が33球場目。場数を踏んできた男は仕事場を選ばないし、動じない。同じように登板間隔も問題ではない。8回無失点で6勝目を挙げた前回6月12日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)から中10日。「ブルペンは2回入るようにした。こればかりは投げてみて当日のこともあるけど、現時点ではベストの調整ができている」と不安はなかった。

 長野オリンピックスタジアムでは強めのキャッチボール、ショートダッシュなど普段通りの最終調整に努めた。借金5の5位ながら首位・巨人とは3差。「まだシーズン大詰めでもないし、ヤンキースの時もそういう状況でやってきた。現時点でバタバタすることはない」。阪神戦は今季2戦2勝。3度目の虎狩りへ静かに闘志を燃やした。

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