和田わずか26球で緊急降板 球団「左肩三角筋のけいれん」と発表

[ 2015年6月23日 09:51 ]

ドジャース戦に先発したカブスの和田(AP)

ナ・リーグ カブス4―2ドジャース

(6月22日 シカゴ)
 カブスの和田毅投手(34)が22日(日本時間23日)、シカゴでのドジャース戦に今季2勝目を目指して先発したが、2回0/3で2安打1失点、わずか26球を投げただけで降板した。球団は「左肩三角筋のけいれん」と発表している。

 7回4安打無失点と好投し、初勝利を挙げた17日のインディアンス戦から中4日。昨季ナ・リーグのMVPとサイ・ヤング賞に輝いた左腕カーショーとの対決となった和田は、初回は先頭のプイグを中飛に打ち取るとペダーソンを見逃し三振、ターナーを遊ゴロに斬って3人で終える上々の立ち上がり。2回も三者凡退に抑えたが、3回にアクシデントに襲われた。

 先頭の7番ヘルナンデスに左越えのソロ本塁打を打たれて先制点を許すと、続くエリスにも左前打を許した直後に自ら故障を訴えて緊急降板。マウンド上で左腕を押さえるようなしぐさを見せ、トレーナーらと話し合った後にマウンドを下りた。

 今季はオープン戦で左太腿の張りを訴えてDL入りして出遅れ、5月20日にようやく初登板。6試合目で初勝利を挙げたばかりだっただけに、状態が心配される。チームは4―2で勝った。

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