左肩に異常…和田 無念の26球降板「調子自体は良かったので悔しい」

[ 2015年6月23日 14:24 ]

3回、左腕の状態をトレーナーに訴えるカブス・和田(AP)
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ナ・リーグ カブス4―2ドジャース

(6月22日 シカゴ)
 カブスの和田が左肩に異常を訴え、わずか26球で降板。マウンド上で左腕を押さえるようなしぐさを見せた左腕は、試合後には「痛みはないし、違和感でもない。固まっている感じ」と状態を明かし、「調子自体は良かったので悔しい」と無念のコメントを残した。

 7回4安打無失点で今季初勝利を手にした17日のインディアンス戦から中4日。ドジャースの先発は昨季21勝をマークし、ナ・リーグのMVPとサイ・ヤング賞に輝いた左腕カーショーだったが、和田も立ち上がりは一歩も譲らぬ投球を披露した。

 初回、2回と連続で三者凡退。しかし3回に「ウオーミングアップでカーブを投げている時に」異変を感じ、先頭のヘルナンデスに左越えソロ、次打者にも左前打を打たれた。たまらず自ら異変を訴えてマウンドを下りた。

 球団は「左肩三角筋のけいれん」と発表し、和田は23日に検査を受ける。「自分ではそんなに時間がかかるとは思ってないし、明日の状態を見て、次回の登板の準備をしていきたい」とコメントした。

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