西武・牧田「感覚的に10センチ低い」“埼玉の都”から潜り投げ

[ 2015年6月23日 05:30 ]

練習中に笑顔を見せる牧田

パ・リーグ 西武―ソフトバンク

(6月23日 県営大宮)
 西武・牧田が大宮の低いマウンドを味方につける。チームはここから球宴までの19試合中12試合でソフトバンク、日本ハムの上位2チームと当たる。

 23日の首位・ソフトバンク戦で先陣を切るサブマリンは「(西武プリンスドームより)感覚的に10センチはマウンドが低い。打者にとっては下からボールが浮き上がって来る感覚。アンダースローなので潜っていける」。大宮では過去2度登板し1勝1敗ながら、防御率1・29を誇る。

 下手から投じられた球は屋外では風でブレやすく、打者に的を絞らせない。昨季は屋外のQVCマリン、コボスタ宮城でいずれも防御率1点台だった。正念場の12試合を前に、田辺監督は「勝率5割を目標に、欲を言えば勝ち越したい」と謙虚だが、3連勝すれば日本ハム次第で首位に並ぶ。ここ5試合で0勝3敗の牧田は「4勝してから勝っていない“呪縛”を解く」と力を込めた。

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2015年6月23日のニュース