観戦の大谷母姉 心配で心配で…試合中一度も座らず

[ 2015年4月20日 05:30 ]

<楽・日>8回1死二、三塁、松井稼を遊直併殺に打ち取り、ガッツポーズの大谷

パ・リーグ 日本ハム3-0楽天

(4月19日 コボスタ宮城)
 スタンドには今季初完封の勇姿を安どの表情で見つめる家族がいた。日本ハム・大谷の母・加代子さんと1歳年上の姉・結香さん。実家のある岩手から車で片道約2時間をかけて日帰り観戦に訪れた。

 ところが、試合中は「怖くて(投球を)見ていられない」と、2人とも一塁ベンチ上の特等席に一度も座ることなく、球場内を歩き回り、陰からひっそりと見守っていた。

 母にとってはいつまでも心配な息子であることに変わりはない。岩手出身の先輩でもある楽天・銀次に2安打され「昨年から打たれていますよね。翔平も“先輩、嫌だなぁ”って思っているはず」と苦笑い。8回1死二、三塁のピンチでの中島の好守には大興奮の様子で「凄いですね。卓ちゃん(中島)に感謝です」と頬を緩ませた。

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