オリ今季初３連勝も笑えん…中島が負傷途中交代、離脱か

＜オ・西＞２回、代走を送られベンチから引き揚げる中島

パ・リーグ オリックス４－１西武

（4月19日 ほっと神戸）
　今季初の３連勝。カード勝ち越しも７カード目で今季初と一時のどん底から抜けたオリックスだが、素直には喜べない。

　アクシデントは２回。遊撃内野安打で出た中島が、小谷野の左前打で二塁まで進んだ後、自らベンチに下がった。一塁まで全力疾走した際に、右太腿裏に違和感を訴え、大事をとって交代した。

　中島は「大丈夫だと思います。あした病院に行って、それからだと思います」と話した。２０日に精密検査をする予定。金子、比嘉、ブランコ、ヘルマンらに続く離脱となれば痛すぎる。

　試合は先発・バリントンが２回に危険球退場した緊急事態を乗り越えた。その裏の攻撃で５安打を集中して４点を先行。これまで何度も逆転を許した救援陣も奮闘して、リードを守り抜いた。１９９５年の復刻ユニホームを着た神戸２連戦で連勝。森脇監督は「きょうは総力戦だった。神戸が一丸となって戦った」と興奮気味に話した。