粘りの投球も無援…中日バルデス 5度目先発でも勝てず初黒星

[ 2015年4月20日 05:30 ]

<広・中>雨中の力投も実らず黒星を喫したバルデス(右)

セ・リーグ 中日0-5広島

(4月20日 マツダ)
 中日のバルデスは雨の中で粘りの投球を見せたが、来日初勝利は遠かった。今季5度目の先発で6回5安打2失点。打線の援護なく、初黒星を喫した。

 2回に1点を失うも、同じ左腕のジョンソンとの投げ合いで0―1のまま6回のマウンドへ。雨脚が強くなり1死一、三塁、打者・小窪のカウント2ボールの場面で33分間の降雨中断。再開後の初球117キロのスライダーを右前適時打されて2点目を失い、この回で降板した。

 5度目の先発でも勝利はつかめなかったが、「油断せずにこのまま投げていけばいい」と前を向いた。谷繁兼任監督は「十分やってくれている。早く勝ちをつけたい」と評価した。

 打線は2点を追う7回1死二、三塁から代打・小笠原の一ゴロで三塁走者・平田が本塁に突入も憤死。指揮官が抗議したが、判定は覆らず、今季3度目の零敗となった。

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2015年4月20日のニュース