永川 黒田と再タッグ!守護神奪回で8年ぶり必勝リレーだ

[ 2015年1月16日 05:30 ]

黒田との必勝リレー再び…今季に期する永川(左)

 広島・永川勝浩投手(34)が15日、大リーグから復帰する黒田と再タッグを組み、8年ぶりの必勝リレーに意欲を燃やした。球団最多で、プロ歴代10位の通算165セーブを誇る元守護神。3年ぶりにセーブを挙げた昨季を踏まえ、13年目はポジション奪回を自らに課す。ストッパーとして復活へ。ベテラン右腕は例年に倍する意気込みだ。

 廿日市市の大野練習場で始まった合同自主トレには31選手が参加。その中に永川の姿もあった。若手に混じってランニングやキャッチボール、ゴロ捕球などのメニューを消化。ひと汗かいた後、守護神奪回への意欲をあらためて示した。

 「抑えは、中継ぎをやっている人間なら皆が目指すポジション。ボクもその中の1人です」

 36セーブを挙げた09年以来ポストを譲る。翌10年から故障や不振が相次ぎ、復調の兆しを見せたのは2年前。昨年8月29日の中日戦(ナゴヤドーム)では、10年3月26日の中日戦(同)以来となる、4年ぶりのセーブポイントをマークした。

 復活への足がかり。守護神奪回は永川にとってここ数年の目標だが、今季はより大きなモチベーションがある。8年ぶりとなる黒田の復帰。「広島に在籍された時は、ほぼ完投する頼りがいのある投手でした」。当時を懐かしそうに振り返り、重ねた言葉を強調した。

 「もしメジャーと同じように80球から100球で代わるなら、黒田さんの後に投げられるポジションにいたい。黒田さんの勝ちを消さないようにしないといけない」

 接点は03~07年。揃っての登板は40試合あり、黒田が先発勝利を挙げ、永川にセーブが付いたケースは17試合を数える。意外に少ないのは黒田がミスター完投と呼ばれ、04~05年の永川は中継ぎに回っていたためだ。再現なれば07年9月7日、横浜(現DeNA)戦(広島)以来となる。

 復活へのカギを握るのはフォークボール。「スライダーやカットボール一辺倒じゃなく、フォークを有効活用したい」。フォークと言えば永川の代名詞だったが、スライダーを覚えて以降は割合が激減。思い返して昨季終盤に多投し、打者の反応に再び手応えを得た。

 「実績は関係ない。若手よりも内容の濃いボールを投げ、結果を出すことに尽きると思う」

 永川は守護神奪回のポイントをそう分析した。野球への真摯(しんし)さが黒田との共通項。メジャー移籍後も、毎年1度は食事などで顔を合わせてきたが、同じ目標に向かって再びタッグを組めるとなれば、気持ちは高まる。ベテランは燃えている。 

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