キヨシを超えろ!本社社長が新人に訓示「監督より目立って」

[ 2015年1月16日 05:30 ]

本社を訪れガッツポーズを見せるDeNAのルーキー(中央は守安社長)

 キヨシを超えろ!DeNAの新人8選手が東京都渋谷区の本社を訪問。ビジネスの分野で成功した守安功社長(41)の訓示に、ドラフト1位・山崎康(亜大)らは直立不動で聞き入った。「仕事のできるやつは1年目からできる。やりがいのある仕事も回ってくる。中畑さんが一番目立っている。自分たちが監督より目立つというのを出してほしい」

 球団創設4年目で初の試みとなった本社訪問。社員の仕事ぶりを知ってもらおうと、ゲーム開発の現場を見学したり、同社が経営するインターネットの生放送サイトにも出演した。企業グループの一員として、守安社長の期待の大きさは、社員も選手も変わらない。

 守安社長は99年11月にシステムエンジニアとして当時わずか社員5人だったDeNAに入社。06年2月には開発責任者で陣頭指揮を執った携帯サイト「モバゲータウン(現Mobage)」が大ヒットし、会社の売上高を1000億円以上伸ばした。11年6月に社長に就任し、現在の従業員は2000人を超える。「結果を厳しく求めるが愛情を凄く感じる。表には出たがらないが、守安さんがいなければここまで会社は大きくならなかった」と社員からも一目置かれる敏腕社長だ。

 事前に選手の資料に目を通し、一人一人と名刺交換した。ドラフト2位・石田(法大)が「“少ない左投手の中で頑張れ”と言ってもらった」と目を輝かせれば、「強気の投球スタイルを期待しています」と激励された4位・福地(三菱日立パワーシステムズ横浜)も「さらにやる気が出ました」と声を弾ませた。

 「中畑監督より目立て」との要求は厳しいが、DeNAグループのトップ直々の熱い言葉は心に響いたはず。指揮官を超える輝きを放つ新人の出現をファンも待ち望んでいる。

 ◆守安 功(もりやす・いさお)1973年(昭48)9月21日、茨城県生まれの41歳。98年に東大大学院(工学系研究科航空宇宙工学)修了後、日本オラクルへ入社。翌99年にシステムエンジニアとしてDeNAに移り、04年にモバイル事業部長、06年に取締役、09年に取締役兼COOを歴任。11年6月に同社社長に就任した。

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