“打て”のサインに応えた!T-岡田 逆転3点弾「震えが止まりません」 

[ 2014年10月12日 18:37 ]

<オ・日>お立ち台でバンザイするT-岡田

パ・リーグCSファーストS第2戦 オリックス6―4日本ハム 

(10月12日 京セラD)
 オリックス・T-岡田の一発がソフトバンクへの挑戦権獲得に望みをつないだ。

 8回、日本ハム3番手・谷元から2死一、二塁とすると、打席には「走者が出た時からしっかり準備はできていた」というT-岡田。

 3ボールとなったが、「監督が信じて“打て”のサインを出してくれた。思い切っていこう」とT-岡田は谷元の5球目のストレートをしっかりとらえると、打った瞬間それとわかるライトスタンド上段への逆転3ランとなった。

 「震えが止まりません。完ぺき。最高でした」。まさに4番の仕事を果たし、充実の表情。劣勢の試合でも「最後まであきらめない。チーム一丸となって攻めようという気持ちでいた」とベンチでは強い思いを持ち続けていたことを吐露した。

 「きょうはいい形で勝てた。あすも初回から全力でファンとともに戦っていきたい」。自身の一振りでチームの危機を救った背番号55は、ファンの前でチームの福岡行きを力強く誓った。

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2014年10月12日のニュース