青木が先制口火打!ロイヤルズ、ポストシーズン無傷の6連勝

[ 2014年10月12日 09:26 ]

オリオールズ戦の初回、先制のホームを踏み、ベンチに迎えられる青木(AP)

ア・リーグ優勝決定シリーズ第2戦 ロイヤルズ6―4オリオールズ

(10月11日 ボルティモア)
 ア・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)は11日(日本時間12日)、ボルティモアで第2戦が行われ、青木宣親外野手の所属するロイヤルズ(ワイルドカード)が6―4でオリオールズ(東地区優勝)を下し、2連勝を飾った。ロイヤルズは今季のポストシーズン6連勝。青木は「2番・右翼」で出場し、3打数1安打1得点、1四球だった。

 青木は初回1死から左前打で出塁すると、続くケーンの右翼線二塁打で三塁へ進み、ホズマーの左前2点適時打で先制のホームを踏んだ。3回の第2打席は中堅へ痛烈なライナー性の打球を放ったが、ジョーンズに好捕され、5回の第3打席は投ゴロ。4―4の7回には先頭で四球を選んで出塁し、代走を送られて交代した。代走のダイソンは1死から4番ホズマーの打席で二盗を試みたが失敗し、好機を逃した。

 初回に2点を先制したロイヤルズは、2回に先発のベンチュが制球を乱し、3四球と中犠飛で1点を失ったものの、直後の3回2死からの3連打で1点を追加。その裏、ジョーンズに同点2ランを浴びたが、4回2死からムスタカスの右越えソロで勝ち越した。5回に再び試合を振り出しに戻されたが、4―4の9回、エスコバルとケーンの適時打で2点を勝ち越すと、その裏をホランドが無失点に抑えて白星を手にした。

 第3戦はロイヤルズの本拠地カンザスシティに舞台を移して行われる。

 ▼オリオールズ・ショーウォルター監督の話 投手陣はよく投げたが、9回に悪い結果になってしまった。このシリーズは4勝しなければならない。われわれは敵地でも戦えるチームだと思っている。

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