阪神 1勝1分けでCSファイナルSへ 0―0で“コールド勝ち”

[ 2014年10月12日 17:35 ]

<神・広>4回2死、能見は梵を投ゴロにしとめゴメス(右)と笑顔でハイタッチ

セ・リーグ クライマックスシリーズ 阪神0―0広島

(10月12日 甲子園)
 セ・リーグクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第2戦が12日、甲子園で行われ、セ2位の阪神が同3位の広島と0―0で引き分けた。勝ち星が同じ場合はレギュラーシーズン上位のチームが勝者となるため、通算成績を1勝1分けとした阪神がファイナルステージ進出を決めた。

 メッセンジャー、前田健の投げ合いで投手戦となった第1戦と同じく、第2戦も能見が8回、大瀬良が7回零封と両先発が一歩も譲らず。阪神は呉昇桓、福原、広島はヒース、中崎と救援陣もそれぞれ意地を見せ無失点に抑えた。

 阪神は初回1死三塁、4回2死三塁と2度三塁へ走者を送った他、5回から4イニング連続で先頭打者が出塁したものの本塁へ届かず。広島は7回に1死満塁とこの試合最大の好機を作ったが、後続が三ゴロ、見逃し三振に倒れた。

 12回に同点で各ステージの勝ち上がりが確定した時点でコールドゲームとするルールが初めて適用され、12回表が終了した時点で試合終了。阪神は5度目のCS出場で、ファイナルステージ進出は初。15日から東京ドームでセ1位の巨人と対戦する。

続きを表示

この記事のフォト

2014年10月12日のニュース