ジャイアンツ３投手完封リレーで先勝！カ軍ウェインライトまた誤算

カージナルス戦の７回、２死二、三塁のピンチで代打クルーズを空振り三振に仕留め、ガッツポーズのジャイアンツ・バムガーナー（ＡＰ）

ナ・リーグ優勝決定シリーズ第１戦 ジャイアンツ３―０カージナルス

（10月11日 セントルイス）
　ナ・リーグ優勝決定シリーズ（７回戦制）第１戦が１１日（日本時間１２日）、セントルイスで行われ、ジャイアンツ（ワイルドカード）が３―０でカージナルス（中地区優勝）を下して先勝した。

　ジャイアンツはレギュラーシーズンで１８勝を挙げた左腕バムガーナーが８回２死まで４安打無失点に抑える快投。打線は２回、１死満塁からイシカワの左前適時打と相手失策で２点を先制すると、３回にはベルトの中犠飛で追加点を挙げてそのまま逃げ切った。

　カージナルスは２０勝右腕ウェインライトが、味方の失策にも足を引っ張られ５回途中６安打３失点と誤算。打線はジャイアンツの３投手の前にわずか４安打に封じられた。

　▼ジャイアンツ・ボウチー監督の話（バムガーナーは）厳しい打線相手に最高の投球をした。球界で最高の左腕の一人だ。故障者がいて万全でない中、選手は全力でプレーしている。

　▼カージナルス・マシーニー監督の話（犠飛などで）相手にうまく攻められた。ミスが出た試合は忘れて次に備えるだけ。選手は切り替えてくれると思う。