7勝目の涌井、復調に手応え「やってきたことが実を結んだ」

[ 2014年9月15日 17:21 ]

<ソ・ロ>ロッテ先発の涌井
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パ・リーグ ロッテ8―1ソフトバンク

(9月15日 ヤフオクD)
 前日(14日)の唐川に続いて先発投手がヒーローとなって首位ソフトバンクに2連勝。6回0/3を6安打1失点で7勝目をマークした涌井は「きのう唐川が頑張って、ヒーロー(インタビュー)で“あしたは涌井さんが勝つと思います”と言っていたので勝ててホッとしました」と安どの表情を浮かべた。

 今季はヤフオクドームで8連敗。前日、ようやく連敗をストップさせた勢いそのままに初回に1点を先制。だが、なかなか追加点が奪えず、1点をやれない展開が続いた。

 「1点先制してもらって、自分がしっかりゼロに抑えれば負けることはないので、とにかくゼロに抑えることだけ考えて投げました」と涌井。5回には2死一、三塁のピンチを招いたが、これを切り抜けると、直後の6回に無死一塁から4番・デスパイネの8号2ランが飛び出した。

 ロッテ移籍1年目の今季は黒星が先行。西武時代の11年に記録した自己ワーストの12敗まであと1敗に迫っているが、復調の手応えはつかみつつある。「やってきたことが実を結んだというか、やっとよくなってきた。まだ上を狙える位置だと思うので、もっともっと勝ちたい」。自力でのCS進出の可能性は消滅しているが、涌井はまだまだ諦めていない。

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2014年9月15日のニュース