西武 投打噛み合い快勝 先制ソロの山川「最高の結果」

[ 2014年9月15日 17:09 ]

<西・楽>ファンと一緒に万歳をする岸(中央左)と山川(同右)

パ・リーグ 西武9―1楽天

(9月15日 西武D)
 西武の投打がガッチリと噛み合い楽天に快勝した。

 打線は2回に山川の1号ソロで先制すると、その後も小刻みに得点を重ねて7回には一挙5得点。13安打9得点と爆発した。

 その大量得点の口火を切ったのは山川のプロ初安打となるソロ本塁打。この日まで15打数無安打だったルーキーは「コーチや先輩から大丈夫と言ってもらえて楽に臨めた」と2回の第1打席に入ると、楽天先発の辛島が投じた142キロのストレートをバックスクリーンやや右へ豪快に叩き込んだ。

 「すごくうれしい。入ってくれてよかった。ホームランを打ちたいと思っていたので最高の結果」と笑顔が弾けた。

 投げては先発の岸が「どうしても勝ちたかった」と8回まで投げて1失点の好投で12勝目を挙げた。

 「1点に抑えられたのがよかった」と自身の投球に満足げな岸は「じいじ、ばあばに感謝してあすから頑張りましょう」と敬老の日に集まった西武ドームのファンの笑いを誘った。

 田辺監督代行は「プロ初ヒットがホームラン。彼らしくていいじゃないですか」と山川の先制ソロについてコメント。先発の岸に関しては「要所をしっかり締めた。さすがエース」と称えた。

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2014年9月15日のニュース